北海道出身者が自分で!自力で家系図を作成する! その5 →祖父の戸籍謄本受付が続く
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会計窓口から呼ばれると思ったら
私は会計窓口の上のテレビを見つめ続けていた。
私の番号札が表示されると思って。
「Q28さぁ~ん」
私:(えっ?
呼ばれた方向を見ると、先ほど私の請求書を受付処理してくれた方。
受付窓口の後ろにある衝立の横からもう一人顔を出している、
内部で処理作業する人のようだ。
私:(何々?
私は受付窓口に駆け寄る。
受付:「調べてみたらねぇ、除籍だけじゃなく戸籍もまだあったのよ」
私:(??
私はこの時点で戸籍謄本と除籍謄本の違いを理解していなかった。
私は呪文を唱えた。
私:「トレルモノスベテで」
すると受付の人は私の顔を見た後、サラサラと請求書に追記していく、
「取得可能なもの全て」的な文言を。
おそらく、私の顔を見て戸籍謄本と除籍謄本の違いを理解していないことを悟ったのではないかと思う。
受付:「今度はあちら(会計窓口)からお呼びしますから待っててください」
私は頭の上にはてなと多少の不安を抱きつつ、会計窓口の上のテレビを見つめ続けた。