人の人生史が好きだ。
何かになりたいと思ったら、その分野の人のエピソードを調べていた。
何かの商品の開発物語とかも好きだ。
私は結果よりも過程が好きなのだと思う。
だから、どんな凄いエピソードを読んでも、そうなりたいとは思わないのだ。
結果、何者にもなれない。
私の目がキラキラしていた頃、上記結論を出した私の目は、どんどん深い黒味を帯びたように思う。
だが最近、過程を書き出せば、そこに色がつくのではないかと思い始めた。
どんな色になるかわからない。
それは面白いことだ。
過程は日常だ。
きっと自分の人生史を好きになるだろう。