「小説を書くための基礎メソッド」を読んだ
線を引いたところ
「貧乏を発明した奴に、一発食らわしてやりたいくらいですぜ」
この本の内容じゃなくて、この本なのかで丸々引用している小説の中の登場人物のセリフ。引用している本はAmazon商品紹介機能で出てこなかった。「福の神と恋の神 O・ヘンリー 谷波怜 訳」とのこと。
「貧乏を発明」ってところに、おおっ!ときた。
同じお題で二種類の話を作ってみる。
この前に落語の三題噺の記述がある。「同じお題で二種類」って言われて、ちょっと考えてみたけど簡単には思いつかなくて、挑戦してみようと思う。
物語がシリアスなものであればあるほど、ユーモアを忘れるな。
1年1回1冊
一年に一回、必ず一度は読み返す本を、ぜひ見つけてください。
私の読み返す本はすでにあったはずなんだけど、どこかに消えてしまったので(断捨離のしすぎか・・・)買ってこないといけないかもしれない。読み返す本に書き込み(ツッコミ・傍線)を筆者は薦めている。
私もおすすめする。
毎年なるべくペンを変えて、表紙にそのペンで日付を書く。
そして、読み返す。
このペンの色は何年前の時のツッコミだろうと思ったら表紙をみる。
ビックリする。
なんで3年前の私はここにこんなツッコミを入れたんだろうって。
同じ色のペンでもペン先の具合が違うペンにする。
かなり宝物になる。
私の読み返し本はどこに消えたんだろう。断捨離しちゃったのかなぁ?
断捨離したなら、きっとその時もうそれは必要ないと感じたんだってことでいいんだけど、今回の引用を見たときに、思い出したのはその本なのでやっぱり必要なんだなぁ。
買ってこよう。
「いいかげんは、良い加減」
どこかで聞いたことのある言葉は、つい頑張ってしまう自分に必要な言葉だとは思っている。けれど、いつも忘れる。
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この本を読んだ影響で読みたくなった本たち
プロットづくりのハコガキの要素をメモしておこう
場所:〜
時間:〜
人物:〜
出来事:〜
主なセリフ:〜
時間を決めることの大切さについて、ページを割かれていた印象。
プロットで主なセリフを書きとめておく方法が私の中で新鮮。
まとめ
突然2色刷りになって、実際の文章に赤ペンを入れたように書かれてる部分があるんだけれど、「こんなに?こんなに直す?」ってくらい赤が入っててビックリ。
読みにくいなぁって思っていた文章が神の視点から書き直された文章にされているのを読んだらすんなり入ってきてビックリ。
もうちょっと課題と言われた部分とかゆっくりじっくりこなしながらやればモノにできた部分が多かったかもしれない。けど今の自分にはちょっと読み飛ばしありのこのペースでいい。
読んでよかったかと言われれば、よかった。すごくはつかないけど、よかったと思う。
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