「作家の収支」を読んだ。ぼかして書いていなかった。
収支といいながら、きっとお金のことはぼかして書いてあるんだろうなぁ。
と思っていたら、全然ぼかしてなかった。
この人の本は一冊も読んだことが無いが、読みやすかった。
入試問題に作品が使われた場合どうなるのかは全然知らなかったので為になった。
以下、引用。
自分の好きなものがはっきりわかっている状況こそが、その人を成功へと導くという例が多い。
この道理でいくと、人を羨む人は成功しない。
大事なことは、個々の反響ではなく、反響の「数」なのである。
どんなジャンルでもそうだが、結局、なんらかの自己矛盾を持っていることが成功の条件でもある。
この本をきっかけに読みたくなった本
出版社や編集者のちょっと困った風習についても書いた。この部分がずいぶん話題になって、出版業界の人たちが多く読んだみたいだった。そのおかげなのか、多少は意識をして、改善されつつあるという話も耳にしている。だとしたら、書いた甲斐があったということになる。
↑気になる。『困った風習』気になるなぁ
まとめ
小説家希望の人は読んでみるといいと思う。
忙しくて無理!っていう人は、最後のページだけでも読むのがいいと思う。
204ページの1行目が多分一番大切なことだと思う。