丸子のメモ

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北海道出身者が自分で!自力で家系図を作成する! その7 →聞いたことのない名前

 

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前回:北海道出身者が自分で!自力で家系図を作成する! その6 →祖父の戸籍謄本取得

この女性は?

私は一気に3部も戸籍謄本がとれたという興奮と、なぜ3部もとれたのかという謎とで頭が混乱していた。

しかし、とにかく遡り続ければいいんだから今取得した中で一番古いやつを見ればいいのだろうと気を取り直した。

 

その戸籍は判子と手書きが入り混じった戸籍となっていた。

祖父の名前の上の欄を見ていく。

出生・・・

 私:(ああ、十年を拾年って書くようになってる

 

婚姻・・・

 私:(おお、おばあちゃん。

 

○子 戸籍より入籍・・・

 私:(???

 

私は請求書が置いてある台でしばらく固まってしまった。

 

私:(この人だれ?

 

名字は同じだが名前が読めない。

こんな風に読むんじゃないかと仮定して心の中で何度も繰り返してみる。

私:(S子。S子さん。S子おばさん?

 

今までの父との会話、家族間での会話、親族で集まった時、色々思い出してみるがさっぱりそれらしい人に繋がらない。

 

それに戸籍筆頭者はたいてい男性だろうと思っていたところに女性名である。

私は頭がプシューっとなりそうだった。

 

とりあえず請求書を書き始める。

困ったのは戸籍筆頭者の名前を記入する欄と続柄の欄だ。

 

名前は手書きの戸籍を雰囲気で書き写した。くしゅくしゅくしゅっと書かれているところも雰囲気でくしゅくしゅくしゅっと書いた。

問題は続柄だ。この人は私にとっての何者なのか。この人にとって私は何者なのか。

 

続柄の欄はチェックボックス方式になっている

  • 祖父母
  • 父母
  • その他

その他の場合は、使用目的というところに何か書かなければならない。

私は迷った末、チェックを付けずにその他欄に「家系図作成のため」と記入して受付窓口に向かった。

 

続き:北海道出身者が自分で!自力で家系図を作成する! その8 →続柄がわからない人の戸籍受付